子どもに奨学金を借りさせたくない【700万円を完済して気づいたこと】

資産形成

今や奨学金を借りて大学に行く人の割合は50%を超えた。大学に行く人が増えたのか。日本が貧乏になったのか。ただ、社会人になって奨学金の返済が多くの人の足かせになっているのは事実。実際今23歳〜43歳(奨学金の最大返済期間)483万人、つまり6人に1人が奨学金を返済している。

俺自身奨学金を返していたんだけど、精神的にストレスがあった。口座にいくらか残しておかなきゃいけない、今月返済たりるかな?後何年これ続くんだろう?と、思うことが続く。

返し終わってから真っ先に思ったのは子どもが大学生になってからのこと。だから、俺は

「子どもには絶対に奨学金を負わせない」

を子どもが大きくなるまでの目標に決めた。

奨学金700万円を背負って気づいた返済の重さ

奨学金は妻と合わせて700万。月3万ちょっと返済をしていた。夫婦で奨学金があったけど、返済が終わるのは20年後の43歳。長すぎ。仮に25歳で子どもが生まれたとしても高校卒業まで奨学金を返済し続けなければならないなんて正気の沙汰じゃないと今になって思う。

返済通知を見ると空が青い

奨学金の返済をどうやって終えたのかは別記事をみてほしいんだけど、返済通知が届いたときはマジで空が青かった。翼が生えるで背中に笑。マネーフォワードで「ショウガクキン」を見なくていいんだと思うと最高。

毎月の返済が生活の選択肢を狭める

返済は俺の分だけで月1万なんだけど、意外と効いてくる。たった1万だけど1万あればランチも10回はいけるし、疲れて帰ってきた妻に「今日は外食しにいこう」って言える。

お金があれば夫婦関係もうまくいきやすい。これが結婚したときに必要なこと。たった1万円でも、自由に使えるかどうかで生活の豊かさは全然違う。それでも多くの人が毎月これを何年も払い続けている。

大学生の2人に1人が奨学金を借りている時代

今や大学生の2人に1人が奨学金を借りているんだけど、冷静に考えてやばいよな。23歳から奨学金の返済が始まって、その後に車のローン、家のローンと続いて借金がない人生が始まるのは老人になってからか。

全国483万人、6人に1人が今も返済中

JASSOの令和5年度末現在のデータによると、

  • 返還が必要な人の総数:483万4千人
  • 実際に返還している人:451万5千人
  • 延滞している人(1日以上):31万9千人

奨学金の返済が始まる年齢である23歳〜43歳の6人に1人が奨学金の返済を背負ってることになる。そら結婚晩婚化も進む。結果的に少子化も進む。若い人ほど収入が少ない時期に、一番重い返済が重なる。

平均313万円・15年で返済する

ちなみに奨学金の返済平均は以下の通り。

  • 借入額の平均→313万円
  • 返済平均期間→15年
  • 月の返済額→1.7万円

手取り20万のうち、毎月1.7万が15年間消える。

親は悪くない、誰も教えてくれなかっただけ

とはいえまわりがみんな奨学金を借りていたら借りるのが当たり前になる。現にうちの妻の家は「まわりが借りてるから」というなんとなくの理由で借りたらしい。

「なんとかなる」が一番危ない

やっぱ借りる理由として「なんとなく借りる」はダメ。子どもが生まれた時点で大学に行くかもしれないという予測をして積み立てなければならない。子どもが生まれた瞬間から月1.4万を積み立てて5%で運用すれば、18年後に500万円が貯まる。

📌積み立てシュミレーション
月1.4万 × 18年 × 年利5%運用=約500万円

高校生になってから動いても遅い

俺の弟は「大学に行くなら奨学金でもなんでも借りていくんだよ」って言ってたけどあまりにも無責任。もちろん、どうしても奨学金を借りなければならない人がいることは分かってる。だけど、積み立てる余裕があるのにそれをしないのはもったいない。高校生になってから慌てても、準備できる時間は18年より圧倒的に短い。

子どもが生まれた瞬間から積み立て始めた

子どもは急に18歳にはならない。長期目線での学費準備が大事。

時間が一番の武器になる

幸い、子供がまだ小さければ進学資金を準備するまでに余裕がある。毎月数万円を積み立てるだけで子どもが将来苦労することなく進学できる。子供が不自由なく暮らせるようにするのが親の責任。

具体的にやっていること

じゃぁお前は具体的に何をやってるの?って話なんだけど、それは前回の投稿を見てほしい。

要は固定費を削減するのが一番大事。固定費は1円でもキツく見直す。なぜなら、固定費は意識してなくても出ていくから。固定費を意識して見直せば、1回苦労するだけで節約効果がずっと続く。固定費を見直して生まれたお金を、子どもの未来へ投資する。

お金の苦労をさせたくない、でもお金の大切さも知ってほしい

とはいえ、お金に苦労しなくても大学に行けるなら、子どもがお金の大切さを理解しない可能性がある。例えば俺の場合、奨学金を背負ったからお金について勉強して今の資産を築くことができているんだけど、そうでなければきっと何もしなかっただろう。何も考えず奨学金を40歳過ぎまで返して、車や家をローンで買って、他人に金利を払う生活をしていたハズ。

ただ、やっぱり子どもに奨学金を借りさせて大学にいかせたほうがいいと考えるのも違うよな。日頃から子どもとお金の話ができる関係性を築くことが、一番大事な準備。でも、今の俺にはできてない気がする。それが今の俺の課題でもある。

学費の準備は子どもが生まれた日に始める

というわけで学費は子どもが生まれたらすぐに準備しよう。今や大学生の2人に1人は奨学金を借りている時代。だからこそ、奨学金を借りない人生は社会人になってから圧倒的に差がつく。子どもが生まれたときから学費を積み立て続けよう。

もちろん、特別な事情があるなどどうしてもムリなときは奨学金を活用すればいい。安易な気持ちで奨学金を借りるのだけは、避けてほしい。俺みたいに返済で消耗してほしくないから。

コメント